おおかみおとこの雨と雪を観て 観る人の人生を投影する映画?ネタバレあり: iphoneチャレンジライフハック

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2012年08月29日

Clip to Evernote おおかみおとこの雨と雪を観て 観る人の人生を投影する映画?ネタバレあり


観てきました。アニメ観に行くの久しぶり。
特に細田作品を映画館で見るのは初めてなので結構期待して観に行きました。
サマーウォーズが自分的にはなかなかよくって。
そうなると他作品も気になるもので。
こんな動機で観に行く人もいるんじゃないんでしょうかね。

この映画はタイトルには「おおかみこどもの雨と雪」で子供たちのお話のようではありますが
実際のところは母親:花の子育て記&子供の成長記であります。

自分の子供たちがおおかみおとこの血を受け継ぐ特殊な能力を持っていて、
それをシングルマザーの花が孤軍奮闘で育てていく。
その過程で起こる様々な問題と向き合いながら日々成長していく子供たちとの愛情物語。


テーマは母性なんでしょうね。
ネット上では子育て経験のある方は自分の境遇と照らし合わせて感動するという書き込みを
見かけたりしました。

僕は独身でしかも男性。もちろん劇中ではおおかみおとこの子供であるがゆえの問題や、
子供が成長していく過程のこと、田舎で暮らしていくことの苦労や喜びなんかも
しっかりと描かれていて子育ての経験がなくても理解できる内容になっています。
大自然をバックに雄大な景色が流れて、そこで暮らす雨や雪たちはすごく楽しげで非常に好感が持てます。
例えば雪の降った日に親子3人で野山を走るシーンなんて良かった。
ここほんとに日本かよなんて思うぐらいの景色がでたりもして。

でもね。なんだろう。全体を通して感じたことは、映画としてはよくできているんだけど
観終わった後の残尿感がかなり愉快じゃない。
理由が2つありました。

1つは、おおかみおとこと人間のどちらにもなれる雨と雪。かなりファンタジックな設定でしたが、
実際の映画内容は子育て&子供の成長というリアリティのあるものがメインで、せっかくの設定が中途半端になっているように感じました。
人間として生きるか、オオカミとして生きるかの最終的な選択肢を表現したいがためにオオカミ人間の設定にしただけという感じがしてしまいます。
別にファンタジックな要素があるから、ファンタジーに終始しろって話ではないですが、
もう少し掘り下げて描いたほうがいろんな属性の人も楽しめるのになぁと。

もう1つ、花は辛いときにでも無理して笑いなさいという父の教えの通り、辛くても前向きに笑顔で乗り越えます。ラスト近くの雨の巣立ち?で人間ぽさというのか個としての花が見えたような気がしてほっとしましたが。それ以外のシーンでは菩薩様のような優しく献身的で母性のかたまりかのように表現されています。これは監督の理想像?
こういう理想像としての母もいるのかもしれませんが、きれいすぎちゃってなんだかいたたまれない。

僕はこの花に対して自分に置き換えることもできず、共感することもできず、ただ見ていて落ち着かない存在として映ってしまいました。
もっと花個人として共感できる部分があれば良かったのですが。
こちらの受け取り方の問題もあるのかもしれませんけど。

これは子育てを体験すると変化してくる感情なのか非常に興味があるので、人の親になったら
また一度観たいと思っています。

見る人の人生経験によってさまざまな見方ができるといった意味でこの映画の意義はあると思います。

タグ:映画
posted by くま at 13:04 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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